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雅虎拍卖
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★吉川英治 代表作元版本,矢野橋村 挿絵★『宮本武蔵』(地/水,水/火,風の巻)3冊セット,昭11~,初版本含む,函付き完本,希少★生田敦夫旧蔵
★吉川英治 代表作元版本,矢野橋村 挿絵★『宮本武蔵』(地/水,水/火,風の巻)3冊セット,昭11~,初版本含む,函付き完本,希少★生田敦夫旧蔵
商品图片有可能与实物不同,请务必详细阅读商品说明内容。
商品信息
状態
やや傷や汚れあり
自動延長
あり
開始価格
1,000 円
開始日時
2025-01-09 11:45(日本时间)
終了日時
2025-01-16 22:39(日本时间)
オークションID
g1168654830
卖家账号
shien_toshi
叫价次数
0
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| | ★吉川英治 代表作元版本、矢野橋村 挿絵★『宮本武蔵』(地・水の巻、水・火の巻、風の巻) 3冊セット、昭和11年~、日本雄弁会講談社、初版本含む、函付き完本、希少★ 生田敦夫(洗竹亭)旧蔵 | | |
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| 商 品 詳 細
| 商品名 ☆ 『宮本武蔵』(地・水の巻、水・火の巻、風の巻) 3冊
著 者 ☆ 吉川英治
挿 画 ☆ 矢野橋村
装 丁 ☆ 丸背紙表紙箔押し洋装本
外 装 ☆ 函付き完本
版 数 ☆ 「地・水の巻」初版
時 代 ☆ 昭和11年5月10日、昭和12年9月11日、6月18日
出版社 ☆ 日本雄弁会講談社
サイズ ☆ 137 X 192 mm
コンディション ☆ 本文洋紙に少時代の変色、少キズ
補 足 ☆ 生田敦夫(洗竹亭)旧蔵、初だしの品でございます。
<商品についての解説>
吉川英治の代表作「宮本武蔵」元版3冊、読みつぶされた本が多い本作品ですが、希少な函付き完本です。
★★カバー・帯や函などの外装につきましては、付属している場合は記載いたしております。また、外装が揃っている場合は「完本」と記させていただきます。帯や外箱などの有無が不明な場合は記載いたしておりません。 版数は、「初版」「再版」の場合は記載しております。 保存状態につきましては、当方の主観ではありますが、可能な限り詳細に記すように努めております。 以上、ご理解願いたく存じます。★★ | 支 払 詳 細 | ◇Yahooかんたん決済 | 発 送 詳 細 | ◇ゆうパック60サイズ(京都からの発送となります) | 注 意 事 項 | ◆ 保存状態は誠実にお伝えいたしておりますが、色あい・質感ほか、写真に映りにくい場合があります。掲載できます写真の点数にも限りがあり、神経質な方のご入札はおひかえ願います。また、解説・掲載写真等を最後までご確認の上でのご入札をお願いいたします。◆
● 月曜日は、古美術・骨董品を出品いたしますので、ご興味いただければ幸いです。●
● 火曜日~木曜日・日曜祭日は、古書籍・古文書ほか紙物を出品いたします。●
● 金曜日と土曜日は、廉価出品をいたします。幅広い品目での出品を予定いたしておりますので、ご興味いただければ幸いです。●
★ 落札後は、落札日の翌々日までにご連絡願います。発送品の受け取り連絡につきましても、到着日の翌々日までにお願いいたします。★
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◎◇◎ 古書籍・古美術 書肆 紫苑◎◇◎
★★★★★★★★★★★書籍提供をお願いしている、生田敦夫先生より★★★★★★★★★★★★
思い起こせば、少年時代に家庭内で起こった出来事で、父と数十年にわたる歪な関係が続いた。その父と三十数年前にようやく和解。その後は、親子の失くした時間を取り戻すかのようにお互い連絡を取り合い、時には杯を交えて文学を語り合い、日和に洛中の古書店を巡り、多くの時間を共にした。しかし親子の時間はそれほど残されていなかった。数年後に父はこの世を去る。 だが私にとって、晩年の父と共に、有意義な時を過ごせたことは、大きな喜びである。
私はそのころ、向日市(旧長岡京)の寓居で暮らし、日々、読書、保存修復、装丁、製本、書籍収集に明け暮れていた。 向日市は今でも、多くの竹林と風情が残るのどかな片田舎である。 そんなある日私は、父に屋号を考えて欲しいと伝えた。 数日後、私は「洗竹亭」を用いるようになる。
「洗竹」は、居士や草舎と同様の意味を持つ。
そのころ父は、馴染みの居酒屋カウンターで語っていた。 「書物は、個人から個人へ引き継がれるのが良い。無機質な一部の研究者向けの資料館で、死蔵されるようなものじゃあない。」・・・ 三十数年前、富山県の老絵師アトリエから京都へ戻った私は、しばらくの間、母方亡祖父の家に暮らした。 その時期に母が「敦夫さん、面白いから読んでみて」と忘俣宏氏の著書をわたされた。 タイトルは覚えていないが、数行のくだりが印象深く残っている。 「文化芸術は、行政や博物館が残して行くものでは無く、表現者とコレクターが作り残して行くものだ。」 という内容だったと思う。 私もまったく同感である。 今では私も、六十代半ば。あのころの父に近き齢となった。光陰日々儚しかな・・・
泉鏡花コレクションは、三十数年前に、公開展示を望み、ご息女、泉名月さんが名誉館長をなさっていた金沢市の泉鏡花記念館に託した。
さて話は変わるがこの十数年、思いもよらぬ浮世のくだらぬ沙汰に巻き込まれ、私は半死半生の日々を過ごして来た。 今ようやく正気の日々を取り戻し、雑然と取り散らかった蔵書を前に、世に言う「終活」ならぬ「蒐割」をすることとした。
泉鏡花はもちろん、国木田独歩、幸田露伴、山田美妙、江見水蔭、岩野泡鳴、永井荷風、谷崎潤一郎、吉井勇ほか、好みの作家は手元に残し、マニアックな蔵書や、ダブって所持しているものを「書肆 紫苑」さんにお譲りいたし、世の愛書家・収集家諸氏のお手元に届けることとした。
老いてますます市井の空息苦しく、どうぞご理解願いたく、ご容赦、ご容赦。
令和五年神無月 記す
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