黒千石 1kg 2024年産 令和6年産 北海道産 小粒黒豆
■ 黒千石(小粒黒豆) Small Black Soybean | ||||
■ 栽培が途絶えた幻の大豆 黒千石は、北海道で昔から栽培されてきた小粒の黒豆です。一時は緑肥※大豆などとして優良品種にも指定されていましたが、手間がかかるなどの理由から70年代以降は栽培が途絶え、絶滅したと思われていました。 しかし、有志の方々の懸命の捜索により、平成13年に農業研究家の方が収集していた種の中から約50粒が発見され、そのうち28粒が発芽。岩手県で商業生産が可能な数まで増やされたのち、本格的に生産が再開されました。 ※緑肥=栽培している植物を、収穫せずそのまま田畑にすきこみ、植物と土を一緒にして耕し、後から栽培する作物の肥料にすること。 | ||||
■ 一番小粒なのに、栄養が最も豊富です 黒千石の最大の特徴は、なんといっても小粒なこと。直径が普通の黒豆の半分にも満たず、初めて見たときはおもちゃのピストルの弾かと思いました。 | ||||
左から、北海道産黒千石、北海道産いわいくろ黒豆、滋賀県産丹波黒豆。大きさの違いが一目瞭然です。 | ||||
そんな見た目とは裏腹に、栄養成分はとても優秀です。大豆イソフラボンの含有量が他の黒豆より多く、ポリフェノールに至っては豆類の中でも最大! 小粒ということで火の通りが早く、乾燥豆のままお米と炊くだけで黒豆ごはんができます。もちろん黒豆としてもお使いいただけますので、スプーンですくって食べる煮豆など、一風変わった黒豆料理をお楽しみいただけます。 | ||||
黒い種皮を剥いてみると、子葉(中身)は緑色をしています。 | ||||