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羽根つき用の羽根 小 赤☆お遊び用だけでなく、季節のお飾りや、おせち料理の彩などにも(要熱湯消毒)
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ご存知ですか?羽子板を飾る意義

 「羽子板」と聞いて、だれもがまず頭に浮かぶのは「羽根つき」でしょう。
室町時代にはこの羽根つきを「胡鬼(こき)の子勝負」といい、 
正月の年占いとして、末広がりの形をした胡鬼板(羽子板)で胡鬼の子(羽根)をつき、
その年の平安を祈願したといわれています。

江戸時代には、胡鬼板(羽子板)に金箔を施した上に、
宮中の左義長の儀式の風景を描いた「左義長羽子板」というものが、
厄除けとして、貴族への贈り物に用いられました。
「左義長」とは、正月の十五日に宮中で行われた魔除けの儀式で、今日、民間では「どんど焼き」などといわれ、
注連縄(しめなわ)や門松などをお焚き上げし、その火で焼いた餅を食べて邪気を払う行事として各地で行われています。

 やがて、その羽子板に美人画などが描かれるようになり、
江戸後期からは、押絵の技法を取り入れて現代の形になりました。

 羽子板は女の赤ちゃんが誕生して初めて迎えるお正月に向けて贈られます。
旧暦の十二月から一月の間は十二支による暦の上で「丑・寅」にあたり、
いわゆる「鬼門(よくない結果が起こりやすい時)」の時期なのです。
つまり羽子板には、その時期を生命力の弱い赤ちゃんが無事に通過できるようにという願いがこめられているのです。
 なお、新暦の現代では、十二月中旬から一月十五日位までお飾りするのが、一般的なようです。