【 信州ごま 】 ねりごま黒
ゴマは健康に良い
希少な国産黒ごまの栄養が23000粒分たっぷり入った練り胡麻です。
「胡麻は健康に良い。」
和食の代表的な食材「胡麻」は、健康に良い食材として、日本では一般的に認知されています。
「胡麻」に含まれる栄養素のひとつゴマリグナンは、抗酸化能力が高いことでも有名です。
カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ビタミンA、B1、B2、B6、E、葉酸、食物繊維などなど豊富な栄養素を含みます。
和食の健康食材である「胡麻」。なんと99.9%が輸入。日本で使われている「胡麻」のうち、日本産はわずか0.1%。
さて、そんな和食の健康食材である「胡麻」ですが、なんと99.9%が輸入であるということをご存知でしたか?
「胡麻」は、和食に合う食べ物ですから、日本で栽培されている食材というイメージがありますね。
ところが、日本で使われている「胡麻」のうち、日本で栽培されているのはわずか0.1%しかなかったのです。
驚きですね。
中国、ミャンマー、インド、タンザニア、ナイジェリア、パラグアイ、グアテマラなどの国から輸入をしています。
日本における栽培量は、わずか100トン未満。
日本における「胡麻」の栽培地で大きいのが喜界島。
喜界島は、主に「白胡麻」を生産しているそうです。
他には九州のいくつかの場所でもつくられています。
安心面でも、品質的にも、国産品を求める声は多いのですが、
国産の「胡麻」は、とにかく希少で、手に入りにくいものとされているのです。
「国産胡麻」の産地化・特産化に取り組んでいる生産地があります。それが、長野県駒ケ根。
今回ご紹介するのは、その希少な国産の「黒胡麻」です。
生産地は、長野県の駒ケ根。
駒ヶ根は、長野県南部、伊那谷のほぼ中央に位置します。
東に南アルプス(赤石山脈)、西に中央アルプス(木曾山脈)の3千メートル級の山々を、街から望むことが出来ます。
駒ヶ根は、駒ヶ岳の麓の街ということで、命名された名前です。
「駒ケ根をごまの街にしよう」
そんな駒ヶ根では、「駒ヶ根をごまの街にしよう」と、「国産胡麻」の産地化・特産品化に取り組んでいます。
「信州駒ヶ根ごまプロジェクト」という活動です。
この駒ヶ根でつくられた「胡麻」を「信州ごま」と名づけました。
「信州ごま」づくりには、約60軒ほどの農家が参加しています。
農薬を使わず、作り手の想いを込めて「信州ごま」を栽培しています。
現在、栽培しているのは、黒胡麻が中心です。
「信州ごま」には、この地ならではの特徴があります。
●「信州ごま」この地ならではの特徴
駒ケ根は、ごまの生産に向いているといわれています。
それは、この地ならではの特徴があるからです。
それを生かして、香り高く、甘みと厚みがある味わいの「信州ごま」が育てられるのです。
その特徴を説明します。
●信州ごまの特徴【1】
中央アルプスの伏流水
駒ヶ根は、ふたつのアルプスをのぞむ場所に位置します。
この恵まれた自然を生かし、「信州ごま」の栽培には、この地に湧き出る中央アルプスの伏流水が使われています。
●信州ごまの特徴【2】
昼夜の寒暖差で、香り高い胡麻ができる
さらに、駒ヶ根は、昼夜の寒暖差がはっきりしています。
この内陸性の気候を生かして栽培することで、香り高い胡麻ができます。
●信州ごまの特徴【3】
太陽をたっぷり浴びて育てられる
また、駒ヶ根は長野県の中でも降水量が少なく、晴天率が高いのです。
「信州ごま」は、太陽をたっぷり浴びて育てられるのです。