第2類医薬品 松浦漢方 紫雲膏 20g (チューブ) 2個セット
使用期限は6カ月以上先のものを送ります。本品は、江戸時代の名医“華岡青洲”創案の軟膏で、「外科正宗」に収載され、今日まで受け継がれて来た外用の漢方薬の代表的なもの。別名を潤肌膏、紫雲愈ともいい、効能にうたわれているような皮膚の疾患に適しているので、ご家庭の常備薬として備えておきたいお薬。紫雲膏は紫根(シコン)、当帰(トウキ)、胡麻油(ゴマユ)、蜜蝋(ミツロウ)、豚脂(トンシ)という5種類の生薬成分からなる。傷(創傷)に対して作用があるのは紫根と当帰で、他の成分は軟膏として皮膚に塗りやすくしたり肌に潤いを与える保湿機能がある。紫根の有効成分は紫根の主成分であるシコニンで、シコニンについては抗炎症作用、肉芽形成促進作用、抗菌作用、抗腫瘍作用などが報告されている。肉芽形成促進作用は傷の治りを早くする作用のこと。当帰は、充血を解消したり膿を出す作用があり、さらにこれも肉芽形成作用があるとされている。