リュード ヴァン シードル Rue de Vin Cidre
■醸造元データ リュードヴァンではフジリンゴの特徴を最大限活かす為の工夫をしています。 あえてフランス産のシードルとは違うオリジナルな味わいを追求しています。 優しい発泡と適度な酸味が特徴です。また糖分を残さないドライなスタイルは食中酒としてどのような料理とも相性が良く、アルコール度数も8%程度と大変飲みやすくまた飲み飽きしません。 リンゴは当社葡萄畑のすぐそばの標高700〜800m付近で栽培されたものを中心に使用しています。補酸によらないリンゴ本来の上質な酸味が特徴です。 一般的なフランス産のシードルと比べてガス圧を強めに設定し、壜内二次醗酵による酵母を適度に残すことで、コクと旨みを封じ込め洗練された味わいを実現しております。 固定観念に縛られず、独自のスタイルを追求する。そんなことからリンゴの図案も赤くせず象徴的なデザインとしてあるのです 2009年ヴィンテーヴィラディスト・ワイナリーの施設を借りて委託醸造の形でワインを作っていましたが、2010年には念願のワイナリーが完成。その注目度は・・・まずはお飲み頂ければおわかりなるかと・・・。 |
■レビュー 千曲川に沿うように開けたなだらかな斜面。ここはかつて一面に広がる豊かな林檎農園でした。全国で農業従事者の減少によって人の手が入らなくなった農地は荒廃の一途をたどっています。それはこの地も例外ではなく、人の侵入をも拒むような雑木の林へと変貌しています。そして今、私達 Rue de Vin[リュードヴァン]は荒廃農地の再生を掲げ、豊かな農地を取り戻すべく葡萄の木を植え育て、ワインを造り始めました。 健全な葡萄を育てるためには過度な農薬や肥料を使用せず、地面には草花が生い茂り、樹上には多くの昆虫が、土壌には多くの微生物が暮す豊かな生態系を作り出すことを実践しています。それはやがてこの地の力を引き出し個性的で表情豊かなワインへと繋がってゆきます。 今はシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、ピノ・ノワールなどが育っています。乾いた風が斜面を吹き上がり、豊富な日射量と大きな寒暖の差を生み出すこ の地からはやがて、偉大なワインが生み出される日も遠くないのかも知れません。フランスはブルゴーニュ地方コート・ドールのように、いつか日本の“黄金の丘”と呼ばれる日のことを夢見て…。これから私達と一緒に、ワインのある豊かな食文化を創り上げましょう。」 |
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