悪魔の教養としての行動経済学―日常生活に潜むビジネスと経済活動のダークサイド
内容説明
人間の意思決定を身近な事例で解説。ヒット商品とブームの裏にある不合理な心の働き。定価の2倍でもバカ売れするおかしな消費者心理。ポイント還元の甘い誘惑に負ける心理。企業が消費者を煽るサブスクの怪しい罠。思わず買ってしまう「おすすめ」の魔法。「売る側」と「買う側」のリアルな仕組みがよくわかる。
目次
第1章 行動経済学の基本を理解する
第2章 ヒット商品の本音と建前
第3章 誰でもできるブームの起こし方
第4章 逆説のマーケティング戦略
第5章 バブルに見る、ずる賢い欲望と矛盾
第6章 人を動かす悪魔的な言葉と感情
第7章 日常に潜む危険な行動経済学
著者等紹介
真壁昭夫[マカベアキオ]
1953年神奈川県生まれ。多摩大学特別招聘教授。「行動経済学会」の創設メンバー。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)