コスミック時代文庫 同心若さま 流星剣―無敵の本所三人衆〈3〉
内容説明
どんな細かい仕草や表情の変化も見逃さず、人の心理を読み解く本所見廻同心・矢野剣次郎。その特技から『神の眼』と呼ばれ、悪党どもに恐れられる腕利き同心である。そして商家の出世頭となった女手代のかすみ。裏社会を仕切る侠客の和田新九郎…本所では有名な人物たちであるが、彼らはその出自に大きな秘密を抱えていた。この三人、じつは将軍・徳川家斉の血を引く、ご落胤なのである。市井の暮らしに溶けこみ、平凡な人生を望んでいた三人であったが、そこに幕府をも揺るがす大事件が舞いこんでくる。なんと次期将軍・家慶の庶子が誘拐されたというのだが…。葵の流星剣が弱き子を救い、悪を裁く!シリーズ最終・第三弾!
著者等紹介
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
1968年、東京都出身。某大学大学院で経済史を学んだ後、テクニカルライターを経て、『決戦!津軽海戦―鋼鉄の嵐 維新篇』(KKベストセラーズ)でデビュー。以降、架空戦記や時代小説を中心とした執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
コスミック時代文庫