内容説明
定評のある産業組織論の教科書待望の邦訳!豊富な事例に基づく課題主導型の解説で企業の戦略的な行動、競争政策の意義が理解できる。
目次
産業組織論とは何か
第1部 ミクロ経済学の基礎(消費者;企業;競争、均衡、効率性;市場の失敗と公共政策;価格差別)
第2部 寡占(ゲームと戦略;寡占;共謀と価格戦争)
第3部 参入と市場構造(市場構造;水平合併;市場閉鎖)
第4部 非価格戦略(垂直的取引関係;製品差別化;イノベーション;ネットワーク)
著者等紹介
カブラル,ルイシュ[カブラル,ルイシュ] [Cabral,Lu´is M.B.]
ニューヨーク大学スターン・ビジネススクール教授、Paganelli‐Bull教授(経済・国際ビジネス)(Paganelli‐Bull Professor of Economics and International Business)、経済学部長(Chair of the Department of Economics)。スタンフォード大学Ph.D.(経済学)。メディアおよびエンターテインメント業界に焦点をあてた企業ダイナミクス(イノベーション、プラットフォーム、評判)が主な研究の専門分野
青木玲子[アオキレイコ]
公正取引委員会委員(2016年〜)、一橋大学名誉教授(2020年〜)、オークランド大学Honorary Academic(2018年〜)。スタンフォード大学Ph.D.(経済学)。産業組織論、応用ミクロ経済学、法と経済学が専門。ニューヨーク州立大学ストーニー・ブルック経済学部助教授、オークランド大学経済学部准教授、一橋大学経済研究所教授、九州大学理事副学長等を経て現職
大橋弘[オオハシヒロシ]
東京大学公共政策大学院/大学院経済学研究科教授(2012年〜)、東京大学副学長(2021年〜)。ノースウェスタン大学Ph.D.(経済学)。産業組織論、競争政策が専門。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)経営・商学部助教授、東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授、公共政策大学院院長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
評価の高い、産業組織論の入門書(原著第2版)の翻訳。理論はもとより、豊富な事例と実証分析で、企業の行動原理を解明する。