目次
第1部 無線工学の基礎(電気物理;電気回路 ほか)
第2部 無線工学A(電子回路(発振・変調・復調)
無線通信装置(送信機・受信機・通信システム・電源) ほか)
第3部 無線工学B(アンテナ理論;給電線 ほか)
第4部 電波法規(無線局の免許;無線設備 ほか)
著者等紹介
吉川忠久[ヨシカワタダヒサ]
東京理科大学物理学科卒業。郵政省関東電気通信監理局。日本工学院八王子専門学校。中央大学理工学部兼任講師
出版社内容情報
合格をめざして
第二級陸上無線技術士(二陸技)の免許は,無線従事者として放送局や固定局などの無線局の無線設備を運用する.あるいは,メーカーなどでそれらの無線設備を保守するエンジニアとして勤務するときに必要な資格です.そこで,国家試験では,これらに勤務するエンジニアとして必要な知識があるかどうかが判断されます.
したがって、国家試験に合格すればその知識が証明されるわけです.当然,常に国家試験に合格できる実力を持っているのに越したことはありませんが,逆に,国家試験に合格すれば,能力があることが証明されるのです.
本書は,国家試験に合格できることをめざしてまとめたものです.しかし,無線従事者の中でもハイレベルの資格である第二級陸上無線技術士の実力が身につくことを保証するものではありません.
国家試験は,合格するためにあるのです!!
なるべく,効率よく学習して合格できれば空いた時間を有効に使えるではありませんか.
技術者はいずれにしても日々勉強です.効率よく国家試験に合格したら,空いた時間を技術者としての能力を磨くために活用してください.
第1集(合格精選300題 二陸技試験問題集)が出版されてから数年が経過しました.国家試験の出題範囲などの状況は変わっていませんが,多数の新しい問題が出題されています.そこで本書では,主に第1集と異なる問題を収録して第2集としました.
本書を繰り返し学習すれば,合格点をとる力は十分つきますが,二陸技の国家試験で出題される問題の種類はかなり多いので,第1集もあわせて活用するとより効果的な学習が望めます.
2004年5月
著者しるす
第1部 無線工学の基礎
電気物理
電気回路
半導体・電子管
電子回路
電気磁気測定
第2部 無線工学A
電子回路(発振・変調・復調)
無線通信装置(送信機・受信機・通信システム・電源)
測定(測定機器・無線通信装置の測定)
第3部 無線工学B
アンテナ理論
給電線
アンテナの実際
電波測定(HF以下の周波数・VHF以上の周波数)
測定(給電線の測定・アンテナの測定)
第4部 電波法規
無線局の免許
無線設備
無線従事者
運用
業務書類
監督・その他