目次
第0章 学校で育てたい「非認知能力」とは
第1章 ステップ1.0 Chunk down 抽象的な教育目標から具体的な行動指標へ
第2章 ステップ2.0 Feedback 日常的な見取りとフィードバックで意識づけ
第3章 ステップ3.0 Gimmick 意図的な仕掛けと感情への働きかけ
第4章 ステップ4.0 Assessment 量的×質的な振り返りと定期的な自己評価
第5章 ステップ5.0 Reflection 反省的実践者としての教師自身の省察
著者等紹介
中山芳一[ナカヤマヨシカズ]
1976年1月、岡山県岡山市生まれ、現職は岡山大学教育推進機構准教授。岡山で小学校教員を目指して岡山大学教育学部を卒業したが、小学校教員ではなく学童保育の指導員へ。そこで、学童保育の研究が必要だと確信し、教育方法学研究の道へ進む。岡山大学に在職してからは、学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当。そして、自らの実践経験は、非認知能力の育成に取り組んできたのだと確信し、全国各地の学校や幼保こども園で非認知能力を育成するための教育実践の在り方を提唱し始める。さらに、現場の教職員と協働で様々な非認知能力に関する課題解決を行うことによって、各校園の授業や取組の質的な改善や荒れていた学校の立て直しなどにも貢献している。All HEROs合同会社代表社員。日本放課後学会代表理事。岡山県生涯学習審議会及び岡山県社会教育委員会会長。岡山県教育委員会「夢育」アドバイザー。文部科学省進路指導審査会委員。京都府第3次教育振興プラン検討会議委員。大阪府茨木市茨木っ子プランアドバイザーなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
テストでは測れない「非認知能力」。その中から学校で活用できる「自分と向き合う力、自分を高める力、他者とつながる力」に着目し、非認知能力を認知能力と合わせて育成する方法を、5つのステップにわけて小・中学校・高等学校などの実践例とともに詳しく紹介します。