ながくも いちばんばし
奄美大島 龍郷町 山田酒造
「黒糖をかじったときよりも黒糖らしい味わい」を目指しました。強い黒糖の香りに力強いですが黒糖由来のやさしい旨み甘みを感じる味わい
●山田酒造は、奄美大島の北部・龍郷町にあります。
龍郷町は東シナ海と太平洋の両方の海に面し、中央に山々を抱える地形豊かな町で、自然と景観に恵まれています。
蔵のある大勝は長雲山系の山ふところにあり、水と緑のあふれる地域で、仕込み水と割水には、長雲山系の地下水を使用しています。
蔵は三代目となる山田隆博杜氏を中心に ご家族で焼酎造りを営み本物志向の黒糖焼酎を目指しておられます。
また、蔵では原料として使用する黒砂糖は銘柄毎に変えています。
「あまみ長雲」は沖縄県産、「長雲 一番橋」は奄美市笠利町産・・・銘柄毎で使い分け、味や香りに変化をもたせています。
●「長雲 一番橋」は、奄美市笠利町産の黒糖を原料に、タイ産米を麹米に使用(白麹)しています。一次仕込みを甕壷で仕込み モロミを常圧蒸留したあと、原酒を2年以上貯蔵タンクで熟成して仕上げています。
「黒糖をかじったときよりも黒糖らしい味わい」を目指した黒糖焼酎で、香りを逃さないよう加熱しないでゆっくり時間をかけて溶かした黒糖で醸すことにより、黒糖の風味を最大限に焼酎の中に閉じ込めています。
※黒糖酒造りでは、通常 ブロック状の黒糖を蒸気で加熱することで溶かして
短時間で液状にして使用しています
○グラスに注ぐと、強くて濃い黒糖の香りが漂います。
「豊か」という表現では足りません。
○口に含むと、濃厚な黒糖を感じますが やがて 上品な甘みが
口中に広がります。
※香りからくる印象よりも味わいは穏やかです。
力強いですが黒糖由来のやさしい旨み甘みを感じる味わいです。
喉越しはまろやかでスッ〜と消えていきます。
心地よい後味です。
○ロック、水割り、お湯割り・・何でもいけます。
○「あまみ長雲」より黒砂糖を感じます。
●「一番橋」という酒名の由来は、山田酒造の発祥の地が”一番橋”のたもとにあったことに由来するそうです。
容 量:720ml
原材料:黒糖 米麹(白)
アルコール度数:30度