愛玩拒否の人形 土井典とその時代 三省堂書店オンデマンド
土井典は暗黒舞踏の土方巽の代表作「肉体の叛乱」の模造男根を制作し、土方に背中を押され人形作品を発表するようになった。
1974年の初個展「エロティックな函」では澁澤龍彦が推薦文を寄せ、種村季弘、土方巽、寺山修司、日向あき子らに注目され、人形界で特異な位置に身を置いた土井典。現代における真価を、芸術批評・ジェンダー批評の榊山裕子があらためて検証する。
内容
序章/土井典とはなにものか 第1章/土井典前夜(1928年~1968年) 第2章/球体関節人形と肥満体人形(1968年~70年代前半1) 第3章/男性にとってのエロスと身体(1968年~70年代前半2) 第4章/女性にとってのエロスとジェンダー(1968年~70年代前半3) 第5章/人形と他者の時代(1973年~1980年代前半) 第6章/人形論と女性論(1983年~1991年) 第7章/「創作人形」と展覧会(1989年~2000年) 第8章/「少女論」の終焉と土井典再評価(2000年~) 終章/新しい評価に向けて
1974年の初個展「エロティックな函」では澁澤龍彦が推薦文を寄せ、種村季弘、土方巽、寺山修司、日向あき子らに注目され、人形界で特異な位置に身を置いた土井典。現代における真価を、芸術批評・ジェンダー批評の榊山裕子があらためて検証する。
内容
序章/土井典とはなにものか 第1章/土井典前夜(1928年~1968年) 第2章/球体関節人形と肥満体人形(1968年~70年代前半1) 第3章/男性にとってのエロスと身体(1968年~70年代前半2) 第4章/女性にとってのエロスとジェンダー(1968年~70年代前半3) 第5章/人形と他者の時代(1973年~1980年代前半) 第6章/人形論と女性論(1983年~1991年) 第7章/「創作人形」と展覧会(1989年~2000年) 第8章/「少女論」の終焉と土井典再評価(2000年~) 終章/新しい評価に向けて