仇討ち包丁 盗まれた味 / 氷月 葵 著
コスミック時代文庫 江戸深川の飯屋〈江戸一〉は小体な店だが、味の旨さと店主の吉六特製のタレが人気で大評判。<br>長男の吉平は店を手伝いながら、いつか自分も料理人になろうと心に秘めていた。<br>だがある夜、店に押し入ってきた何者かに父親は殺され、<br>秘伝のタレの入った瓶も盗まれてしまう。吉六の死で一家は離散。<br>吉平は柳橋の料理茶屋に拾われ、奉公人として料理の腕を磨いていく。<br>だが、思いは父の仇を見つけること。<br>吉平の身を案じる南町奉行所同心・矢部一之進は科人を捕らえるべく、探索に奔走していた。<br>一向に手がかりのないまま五年の年季が明け、出商いを始めた吉平。<br>ある日〈江戸一〉の味に似ているという料理茶屋の評判を聞き、<br>出かけた吉平がそこで見たものは? 書下ろし長編。<br>氷月 葵 著
コスミック出版
2021年08月
アダウチ ホウチヨウ ヌスマレタ アジ
ヒズキ アオイ
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コスミック出版
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