乱愛五十三次 男装娘道中記 傑作長編時代小説 / 鳴海 丈 著
柔術が得意なおてんば娘のお北と鶴亀藩の緒方弥十郎は東海道を旅することに。凄腕剣客も絡んで、次々と色っぽい罠が二人を襲う。 十八歳のおてんば娘、お北──。江戸は日本橋の老舗〈湊屋〉の一人娘だが、<br>正伝鬼倒流柔術を学び、男にも負けない実力もあった。<br>そんなお北が鶴亀藩士の緒方弥十郎と、黄金の月光菩薩像を大坂に届けるため、東海道を旅することになった。<br>だが、奸計を企む国家老一派が、御家乗っ取りの鍵となる像を奪うため二人を亡き者にしようとする。<br> 敵が雇ったのは、銀猫お万が率いる紅蓮組。<br>弥十郎とお北は、「弥次喜多道中記」よろしく、町人の“弥次さん”と“喜多さん”に変装して旅を続ける。<br>凄腕浪人や艶っぽい刺客が次々と襲いかかる中、お互い惹かれ合う二人であったが、やがてお北の驚くべき真実が判明して……。<br> 書下ろし番外篇「湯本の夜」を収録した、“乱愛シリーズ”の傑作!!<br>鳴海 丈 著
コスミック出版
2020年08月
ランアイ ゴジユウサンツギ ダンソウムスメ ドウチユウキ ダンソウ
ナルミ タケシ
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