秋田県は横手市増田地域。桜の名所として地域の人に愛されてきた真人公園。
その麓は一面りんご畑が広がり、おいしいりんごを育む山の冷気と豊かな土壌に恵まれています。
そんな地域で小さな規模ながらも大きな情熱をりんごに傾け、りんごづくりを続けてきた「小松谷りんご園」さん。
頑固とも思えるほどのこだわりぶり
小松谷りんご園でりんごづくりに携わるのは、主にお父さんの小松谷幸一さんと息子の正樹さん。
二人のお話を伺ってびっくりするのは、傷物のりんごがほとんどでないとのこと。
通常は風や台風などでりんご同士がぶつかり、そこに傷やスレがついてしまいます。
「そんなりんごは出荷してはいけない」ということで、傷物をつくらないように日々管理を怠らず、その名の通り手塩にかけて育てているのです。
だからこそ、小松谷りんご園でつくられているりんごジュースも、傷物ではない完熟ふじが使われています 。
そんな二人の姿勢を見ているからこそ、頑固だなぁと思う反面、商品には絶対の信頼を寄せることができるのです。
お届けするのは“訳なし”小玉サンふじりんご
今回お届けするのはそんな小松谷りんご園さんが心をこめて育てた“訳なし”りんご。
巷にあふれる“訳あり”りんごとは全くの別物です。
それもそのはず、傷やスレといったものが“訳あり”の理由になるのですが、
小松谷りんご園さんの場合は通常より「少し小さい」という理由だけで値段が安くなるのです。
だからこそご自宅用のみならず、ご贈答用でも提供したいのですが、
「このりんごは小さいから贈答用はダメ」とかたくなに拒む小松谷さん。
やっぱり頑固だなあ(笑)と思いますが、そんなところにもこだわりが感じられます。
蜜入りにこだわらない理由
決して蜜が入っていないわけではありませんが、昨今ブームのようになっている蜜入りりんごとは少し趣が違います。
小玉サンふじりんごの最大の特徴はその「食感」。
噛んだ瞬間に「シャクっ」という小気味いい音とともに、フレッシュな酸味が口の中にひろがります。
その後にくるのがりんご全体を覆う甘み。
蜜が入りすぎたりんごはこの食感が失われがち。
だから蜜はもちろん入ってますが、食感にこだわるからこそ蜜の量をあえてセーブし、みずみずしい酸味と甘みをりんごに与えているのです。
ちょっとした自分へのごほうびに
本来であれば贈答用にしてもおかしくないクオリティのりんごを、お買い求めやすい価格で提供いたします。
北国秋田で小さなりんご農家が大きな情熱を傾けてつくったりんごを、ぜひご賞味ください。
小玉りんごはサイズも手ごろで、保管場所にも困りません。
日のあたらない冷暗所で保管し、お好きなときに召し上がりください。