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太刀金具師鐔 雁透 素銅地
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素銅地の雁の透かしと家紋の刻印が散りばめられた太刀金具師鐔です。
同図のもの(同一ではない)が「鐔大鑑」に載っていますが、掲載品は真鍮地という違いがあります。

素銅の雰囲気は経年を感じさせる良い色が付いており、江戸時代位はあるのではないかと個人的には希望的観測を抱いています。
流石に室町時代までは上がらないと思いますが、似た素銅鐔で太刀師鐔が「刀の鐔図譜 著:小窪和博」に掲載されています。
こちらにも紋の重なりが見られるようです。

横79.2㎜×縦84.1㎜×耳厚3.3㎜(切羽台厚2.1㎜)
(素人測定のため若干誤差があるかもしれません)


以下に鑑賞ブログ書いています。
「素銅家紋散雁透鐔」
https://note.com/katana_case_shi/n/nb4676fefd512

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刀箱師

遅くなりましたが小窪和博氏の著書「刀の鐔図譜」のP45に紋の重なった太刀金具師鐔が出ておりました。
一応ご参考まで。
2024-11-15 16:44:58

刀箱師

桃山時代より古い物だと仰る通り見たことがありせん。
江戸以降の作だと意図的に2つ重ねていそうなものは拝見したことがあります。
本かネットか失念してしまいましたが、何かで家紋を重ねて交流(交わり)を示す、と見たことがありますが…。

ただ現代作で真似するにしても普通は所載品のように家紋が重ならないように真似して制作しそうなものですが、なぜその部分だけ適当に重ねて作ったのか、という疑問は残ります。

このあたり私も確かな事が分かるわけでは有りませんのであくまで個人の一意見に留めて頂ければ幸いです。
2024-09-07 05:55:45

えんけん

お尋ね致します。
時代のある鐔でしたら大切な家紋を重ねるということは普通はありえないと思いますが現代作でしょうか?
2024-09-06 21:46:13