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東洋化成 周波数レコード
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ステレオ再生装置が正しく動作しているかをチェックするための周波数レコードです。

Side A
1. 左右バランス(1:35)
 まず最初は、左右のバランスをチェックします。同じ大きさのクリック音が左右に録音されていますので、正面で聞いてクリック音が中央から聞こえるように再生装置のレベルつまみを調整してください。そのあと、もう一度クリック音で確認します。
2. 位相特性(1:32)
 ステレオ装置の極性が正しいかどうか、位相をチェックします。ホワイトノイズを逆相、正相の順に3回お聞かせしますのでチェックしてください。正相の時はホワイトノイズの音が中央から聴こえ、逆相の時はスピーカーの外に分かれて聴こえます。
3. 1kHz(0:35)
 1kHzの基準音です。この音は再生装置の基準レベルと言われています。出力電圧やS/N比のチェックなどに用います。
4. クロストーク(1:10)
 再生装置の左右のクロストークをチェックします。440HzのAの音(ラジオの時報の音)が、最初はレフトチャンネルに15秒間流れます。この音がライトチャンネルにどれほど漏れるかをチェックします。音の漏れが少ないほど、クロストークが良いことになります。次に、ライトチャンネルにも15秒間流します。レフトチャンネルにどれだけ漏れるかをチェックしましょう。
5. 回転むら(2:23)
 ターンテーブルの「回転むら」をチェックするため、3kHzの音を120秒間流します。「回転むら」の少ないターンテーブルは、一定の高さの音が安定して聴こえます。むらの多い時は不安定な音に聴こえます。
6. スタンディング・ウェーブ(1:43)
 リスニングルームのスタンディング・ウェーブの様子をチェックしましょう。20Hzから1kHzまでを連続して変化させますので一様な音量に聴こえればスタンディング・ウェーブが少ないと言えます。
7. 無録音溝(0:45)
 装置全体の雑音と信号のレベル比をチェックするための無録音溝です。ターンテーブルのランブルやハム音のチェックにも使用できます。
8. 周波数特性
 高音域周波数特性(1:53)
 低音域周波数特性(1:33)
9. 特別付録:効果音
 1. 卓球 2. ヘリコプター 3. レーシングカー 4. 蒸気機関車 5. トラック

Side B
英語版収録
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