コート・ロティ ブロンド・デュ・セニュール 2013年 ジョルジュ・ヴェルネ
1940年 初代のフランシス(クリスティーヌの祖父)が後々伝説のヴィオニエになった「コトー・ド・ヴェルノン」を造り始める。当時はまだワイン造りは本業ではなかったが、当時から偉大な繊細さを感じるワイン造りを心がけていた。1953年 フランシスの息子ジョルジュがドメーヌを引き継ぎ、初めてコンドリューの「シャイエ・ド・ランフェール」(=“地獄の丘陵”)を造る。作業が危ない急斜面に畑が位置しており、ヴィニュロンの仕事が地獄のよう、ということを表している。ジョルジュ・ヴェルネ氏は30年間コンドリュー名称保護委員会の会長を務め、この産地の品質向上に貢献した人物として世界的に評価されている。1997年、三代目のクリスティーヌは、先代が作り上げた伝説の継承に努めつつ、コート・ロティをラインナップに加え、白ワイン並みの高い品質に相当すると認められるレベルに押し上げた。所有畑は17ha(コンドリュー8ha、コート・ロティ2.5ha、サン・ジョゼフ1.5ha)。白ワインは、全房で木桶や樽で発酵。最短のもので6ヵ月、多くて18ヶ月熟成しています。赤ワインは、「メゾン・ルージュ」以外は完全除梗でステンレスタンクにて発酵し、木桶や樽などで熟成しています。(メゾン・ルージュは一部除梗)すべて有機栽培。