不動産ファイナンスの法務と契約実務
不動産ファイナンスは 不動産と金融の両分野にまたがり いずれについても専門的な理解を要します。また 不動産はそれぞれ固有の特徴を有し 税務上の対応と相まって 複雑かつ未知の法律問題が生じやすいといえます。そのような法律問題に対応するためには 一般的な規範やルールに対する知識にとどまらず 法律の趣旨や各スキームのメリット・デメリットなどについての深い理解が必要となります。本書では できる限り根本趣旨から解いていくよう試み 本質的 実質的な解説となることを目指しました。 本書が 不動産投資に従事する貸付側の金融機関や借入側のアセット・マネジャーの方々に加え 不動産を取り扱う可能性のある企業の法務部 財務部 経理部の方々にとってお役に立てれば幸いです。 ・不動産ファイナンスの典型的なスキームであるGK-TKスキーム FTKスキーム TMKスキーム REITスキームについて 基本的な意義・ストラクチャーや実務を網羅 ・それぞれのスキームに対する法規制と不動産ファイナンスの契約実務を横断的に解説 ・金銭消費貸借 出資契約 プロジェクト契約 貸付人間契約 出資者間契約 担保関連契約 スポンサー・