[新装版]アフリカで誕生した人類が日本人になるまで (SB新書)
内容紹介 日本人誕生の謎をさぐる 【累計5万部突破、第二回「弘栄堂ベスト~新書編」大賞受賞を受賞した 人気作が9年の時を経て新版として登場 】 「日本人誕生の謎」を探る旅へ出かけよう 私たち日本人は、どのようにして生まれたのか。 700万年前に最初の人類でもある猿人がアフリカで誕生し、 そこからさまざまな淘汰を繰り返しながら、ホモ・サピエンスへと進化する。 そしてホモ・サピエンスはアフリカを出て、ユーラシア大陸に拡散し、 ついには日本列島にたどり着く──それは、果てしない時空を超えた壮大な物語だ。 これまで日本人のルーツについてさまざまな説が論じられてきたが、 人類学による最新の研究結果から、これまでの通説とは異なる新たな仮説が浮かび上がってきた。形質人類学研究における第一人者が、独自の切り口から日本人のルーツの謎に迫る 目次 序 章 日本人の顔と欧米人の顔は、なぜ同じではないのか 第1章 猿人からホモ・サピエンスまで、700万年の旅 1 人類と類人猿の間にある一線とは 2 1000~700万年前、最初の人類がアフリカで誕生した 3 美食の猿人は生き残り、粗食の