算数の本質に導く授業力 ――「学び」の時代の教師の役割 全国算数授業研究会/編著
◆本書からわかること
個別最適な学びなど、多様な学習形態のあり方が研究されるようになりました。子どもに委ねた授業で真の学びを保障するためには、確かな教材研究をした教師の適切な関わりが不可欠です。
本書では、算数の本質を、「単元で最もポイントとなる、数学的な見方・考え方」だと定義し、子どもの姿に見る算数授業の本質を提案しています。また、具体的な実践例も上げながら、算数の本質に導く教師の役割を再定義しています。
「学び」の時代にこそ必要な4つの授業力
1.「学び」をつくる子どもを支える 授業力
2.「こえる学び」をつくる 授業力
3.「自立した学び手」を育てる 授業力
4.「任せる」「委ねる」ための 授業力
子どもに問いが生まれることを支えることから、子どもに任せ・委ねるところまで、学習形態が大きく変わっていく中でも、見失ってはいけない算数の本質と、教師の役割を、授業実践者の視点で論じています。
◆こんな先生におすすめ
算数の授業をよりよくしたい先生