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コロナ騒ぎ 謎解き物語3 ワクチンで死ぬか イベルメクチンで生きるか 寺島隆吉 本・書籍
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■プロのスポーツ選手は「ワクチンという炭鉱」の中のカナリアなのか
最近、実験的ワクチンを接種したプロスポーツ選手が、テレビ放映の試合中に、突然倒れて死亡する事件があいついでいる。
カナリアは炭鉱内で有毒ガスが発生しそうになると、それを察知してさえずりを止めるという。だとするとプロのスポーツ選手は「ワクチン炭鉱のカナリア」なのか。
発展途上国でイベルメクチンは「奇跡の治療薬」「第二のペニシリン」と呼ばれ始めている。ところが不思議なことに、WHOも日本政府も、この薬に「緊急使用許可」を出そうとしない。
これではコロナ騒ぎの謎は深まるばかりだ。

■イベルメクチンは「第二のペニシリン」か! !
他方、日本人が発明しノーベル賞を受賞したイベルメクチンは、最初は動物の寄生虫を駆除する医薬品として開発され、それが人間に対する医薬品として役立つことが分かってきた。
たとえば、疥癬病やアフリカの「河川盲目症」などに適用され、1987年以来、毎年5億人もの人々を救ってきた。
その典型例「河川盲目症」では、1年に1錠を飲むだけで薬効が持続し、しかも副作用はほとんどない。これが2015年、大村智博士にノーベル賞が授賞された理由だった。

アフリカなどの発展途上国で、この薬を使ったところではコロナ感染者も死者数も激減している。だから、これらの国々では、このイベルメクチンは「奇跡の治療薬」と呼ばれ始めた。
それどころか、このイベルメクチンを「第二のペニシリン」だという医者や研究者も現れ始めている。
なぜならイベルメクチンは予防薬として役立つだけでなく軽症どころか重症患者すらも救ったという、膨大な治療実績が蓄積されているからだ。

ところが不思議なことにWHOもCDCも、このイベルメクチンに「新型コロナにたいする治療薬として緊急使用許可を認可する」ことを認めようとしない。
また不思議なことに、このような流れを阻止しようとする動きは、大村智博士と一緒にイベルメクチンを共同開発したはずのメルク社からも出てきて、皆を驚かせた。

もっと不思議なのは、この日本人が開発し毎年5億人もの人々を救ってきた「世界に誇るべきイベルメクチン」に、当の日本政府が緊急許可を出すのに意欲的でないことだ。
それどころか、何兆円もの税金を使って安全性や有効性が確かではない医薬品や実験的ワクチンを外国から輸入することのみに熱心だ。

このように、現在荒れ狂っているコロナ騒ぎは不思議がいっぱいです。
本書は、この謎解きに挑戦しようとする著者の第3弾です。皆さんも、本書を手に取って、この謎解きに挑戦してみませんか。

■著者について
寺島隆吉(てらしま・たかよし)1944年生まれ。思想家。
東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学)卒業。元、岐阜大学教育学部教授。現在、国際教育総合文化研究所所長。岐阜大学在職中に、コロンビア大学、カリフォルニア大学バークリー校、サザンカリフォルニア大学客員研究員、ノースカロライナ州立A&T大学(グリーンズボロ)およびカリフォルニア州立大学ヘイワード校の日本語講師などを歴任。
訳書:『衝突を超えて―9・11後の世界秩序』(日本経済評論社)、『チョムスキー アメリカンドリームの終わり―富と権力を集中させる10の原理』(Discover21)、『チョムスキーの教育論』『チョムスキー21世紀の帝国アメリカを語る』『肉声でつづる民衆のアメリカ史』上下巻(以上、明石書店)、共訳:ロートブラット他(編)『核兵器のない世界へ』(かもがわ出版)など多数。
著書:『コロナ騒ぎ謎解き物語2――[メディア批判]赤旗から朝日まで、私たちはガリレオの時代に戻ってしまうのだろうか』『コロナ騒ぎ謎解き物語1―コロナウイルスよりもコロナ政策で殺される』『寺島メソッド「日本語教室」レポートの作文技術』(以上、あすなろ社)、『英語教育原論』『英語教育が亡びるとき』『英語で大学が亡びるとき』(以上、明石書店)など多数。
論文:「ケプラーにおける調和論の諸問題」(日本科学史学会『物理学史研究』第4巻第3・4合併号17~32頁、1969年)など多数。