除草剤 ラッソー乳剤 500ml
ラッソー乳剤の効果・特長
雑草発生前の土壌処理により、畑地一年生雑草、特にイネ科雑草に効果を示します。
野菜、とうもろこし、豆類、いちごなど広範囲の作物に使用できます。
有効成分
アラクロール 43%
(暗赤紫色可乳化油状液体)
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 適用土壌 | 使用薬量 | 希釈水量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 使用地帯 | アラクロールを含む 農薬の総使用回数 |
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なし | 一年生雑草 | 春〜秋(雑草発生前) ※収穫21日前まで | 全土壌 | 500〜600ml/10a | 100L/10a | 2回以内 | 全面土壌散布 | 全域 | 2回以内 |
ぶどう | 春〜秋期(雑草発生前) ※収穫45日前まで | ||||||||
とうもろこし 飼料用とうもろこし | 一年生雑草 | は種後出芽前 | 200〜400ml/10a | 1回 | 北海道 | 1回 | |||
300〜600ml/10a | 北海道を除く全域 | ||||||||
一年生 イネ科雑草 | 生育期1〜2葉期 (イネ科雑草2葉期まで) | 200〜400ml/10a | 雑草茎葉散布 全面土壌散布 | 北海道 | |||||
はとむぎ | 一年生雑草 | は種後出芽前 | 300〜600ml/10a | 全面土壌散布 | 全域 | ||||
かんしょ | 挿苗後(雑草発生前) ※ 収穫90日前まで | 300ml/10a | 2回以内 | 2回以内 | |||||
ばれいしょ | 植付後(雑草発生前) ※植付14日後まで | 200〜400ml/10a | 1回 | 北海道 | 1回 | ||||
だいず らっかせい えだまめ | は種後出芽前 | 300〜600ml/10a | 全域 | ||||||
いんげんまめ | 300〜400ml/10a | ||||||||
キャベツ | 定植8日後まで | 150〜200ml/10a | |||||||
ブロッコリー | 定植後(雑草発生前) ※収穫60日前まで | ||||||||
はくさい、ほうれんそう だいこん、かぶ、のざわな | は種直後 | 壌土〜埴土 | 150ml/10a | ||||||
こまつな | 50〜 100ml/10a | ||||||||
いちご(親株床) いちご(子苗床) いちご(本圃) いちご(施設栽培) | 植付後または定植後 (雑草発生前) ※収穫60日前まで | 全土壌 | 150〜200ml/10a | 2回以内 | 全面土壌散布 株間土壌散布 | 2回以内 | |||
てんさい(移植栽培) | 移植後(雑草発生前) ※収穫60日前まで/br> | 300〜400ml/10a | 3回以内 | 全面土壌散布 | 北海道 | 3回以内 | |||
一年生 イネ科雑草 | 中耕培土後(雑草発生揃期) ※収穫60日前まで | 雑草茎葉散布 全面土壌散布 | |||||||
てんさい(直播栽培) | 中耕培土後(雑草発生前) ※収穫60日前まで | 全面土壌散布 | |||||||
さとうきび (春植又は夏植) | 一年生雑草 | 移植後(雑草発生前) ※植付90日後まで | 400〜 600ml/10a | 2回以内 | 九州、沖縄 | 2回以内 | |||
ソルガム | は種直後(雑草発生前) | 300ml/10a | 1回 | 全域 | 1回 | ||||
桑 | 桑発芽前(雑草発生前) | 400〜600ml/10a | 2回以内 | 2回以内 | |||||
たばこ(無被覆栽培) たばこ(普通畦面被覆栽培) | 定植前10〜20日 (雑草発生前) | 200ml/10a | 1回 | 1回 | |||||
たばこ(折衷マルチ栽培) | 100ml/10a |
使用上の注意
・本剤は、雑草の発芽後ではほとんど効果がないので、雑草の発生前に散布してください。
・タデ科、アカザ科などの広葉雑草には効果が劣るのでイネ科雑草優占圃場で使用してください。
・発芽直後のきゅうり及びねぎに対しては、薬害を生じるおそれがあるので、付近にこれらの作物がある場合は薬液が飛散してからかからないよう十分注意して散布してください。
・はくさい、ほうれんそう、だいこん、かぶ、のざわなでは薬害を生じるおそれがあるので砂質土壌での使用はさけてください。
・有機物を多く含む土壌や粘土質では、効果が劣る場合があるので、所定範囲の高薬量で使用することが望ましいです。
・こまつなに使用する場合
(1)砂質土壌では薬害を生じるおそれがあるので使用はさけてください。
(2)播種時の覆土は1〜2cmとしてください。
(3)薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行なってください。
(4)薬剤散布後の過剰の灌水はさけてください。
・いちごに使用する場合
(1)親株床では植付後およびランナー発生時の2回、また本圃では定植後およびマルチ前の2回散布し、体系で処理すると有効です。
(2)本圃では、なるべく株に薬液がかからないように注意し、暖地では株間処理した方が安全です。
(3)半促成栽培では、株間処理をしてください。
・いんげんまめに使用する場合、金時類(白金時類は除く)、中長うずら類にのみ使用してください。
・たばこに使用する場合
(1)改良畦面被覆栽培では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけ、無被覆栽培、普通畦面被覆栽培では定植前10〜20日(畦面被覆の場合は被覆の前)に処理してください。
(2)本剤の処理によって初期生育が抑制されることがあるので、処理後定植までの日数は所定範囲でなるべく長くとるようにしてください。
・さとうきびに使用する場合、ツノアイアシには効果が劣ります。
・ソルガムに使用する場合
(1)砂質土壌では薬害を生じるおそれがあるので使用はさけてください。
(2)播種時の覆土は3cm以上としてください。また散播では使用しないでください。
(3)薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行ってください。
(4)激しい降雨の予想される場合は使用しないでください。
(5)ソルガムは品種が多く薬剤に対する品種間差もあるため、使用の際は必ず病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
・はとむぎに使用する場合
(1)砂質土壌や有機物の少ない土壌、過湿な土壌では薬害を生じるおそれがあるので使用はさけてください。
(2)播種時の覆土は3cm以上としてください。
(3)薬剤処理は土壌表面が乾いた状態で行なってください。
(4)激しい降雨の予想される場合は使用しないでください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。