殺菌剤 アミスター10フロアブル 500ml
アミスター10フロアブルの効果・特長
シメジ(マツカサキノコ)の一種である食用きのこから発見された天然生理活性物質(ストロビルリン類)に由来する殺菌剤で、作用性としては病原菌細胞におけるミトコンドリア内の電子伝達系に働き、呼吸を阻害します。
幅広い果樹の、さまざまな病害に高い効果があり、同時防除に最適です。
雨に強く、浸透移行性による優れた予防効果があります。
収穫前使用日数が短く、散布適期は幅広く、使い勝手に優れています。
作物の汚れが少なく、使いやすいフロアブル剤です。
有効成分
アゾキシストロビン 10.0%
(類白色水和性粘稠懸濁液体)
作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | アゾキシストロビンを含む 農薬の総使用回数 |
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なし | 黒星病 黒斑病 輪紋病 | 1000〜1500倍 | 200〜700L/10a | 収穫前日まで | 5回以内 | 散布 | 5回以内 |
うどんこ病 炭疽病 | 1000倍 | ||||||
ぶどう | 黒とう病 灰色かび病 べと病 枝膨病 晩腐病 褐斑病 さび病 | 1000倍 | 収穫30日前まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
おうとう | 灰星病 褐色せん孔病 炭疽病 | 1000倍 | 収穫前日まで | ||||
もも | 炭疽病 灰星病 黒星病 ホモプシス腐敗病 | 1000倍 | |||||
ネクタリン | 灰星病、黒星病 | 1000倍 | |||||
パッションフルーツ | 円斑病 疫病 | 1000倍 | |||||
かき | うどんこ病 落葉病 炭疽病 黒点病 すす点病 | 1000倍 | 収穫7日前まで | ||||
かき(葉) | 1000倍 | 収穫21日前まで | |||||
りんご (ふじ、王林 ジョナゴールド、つがる 千秋、さんさ 紅玉、シナノスイート 昴林、涼香の季節) | うどんこ病 | 1000倍 | 収穫45日前まで | ||||
いちじく | そうか病 疫病 さび病 黒葉枯病 | 1000倍 | 収穫前日まで | ||||
すもも | 灰星病 すす点病 | 1000倍 | |||||
びわ | 炭疽病 | 1000倍 | 収穫7日前まで | ||||
うめ | 黒星病 すす斑病 | 1500倍 | 収穫前日まで | ||||
マンゴー | 炭疽病 | 1000倍 | 1回 | 1回 | |||
グアバ(果実) | 1000倍 | 収穫7日前まで | 3回以内 | 3回以内 | |||
オリーブ オリーブ(葉) | 1000倍 | 収穫30日前まで | 2回以内 | 2回以内 | |||
ピタヤ | 炭腐病 | 1000倍 | 収穫前日まで | 3回以内 | 3回以内 | ||
バナナ | 黒星病 | 1000倍 | 収穫7日前まで |
2021年3月4日現在の登録内容です。農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。
使用上の注意
・なしに使用する場合、樹勢の弱い樹に対しては、葉に薬害(クロロシス)を生じることがあるので注意してください。
・なしに使用する場合、一部の品種(幸水、新高等)では、落葉を助長する恐れがあるので注意してください。
・ぶどうの加温施設栽培では、開花前の使用で葉に薬害(小褐点)を生じる恐れがあるので、落花後に使用してください。
・ぶどうで使用する場合、無袋栽培は果実肥大中期(大豆大)以降、有袋栽培は果実肥大中期(大豆大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
・りんごの一部品種では、葉にネクロシス(褐変)や落葉、また果実にはさび果や落果を伴う品種特有の激しい薬害が生じるので使用しないでください。
・グアバ(果実)に使用する場合は、葉を食用に供しないでください。
・蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
・耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用を避け、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用してください。
★外装、ラベル、品名は写真と異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
★農薬の使用や防除指導等に際しては、農薬のラベルを必ずご確認ください。