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中国世界遺産 【廬山・武当山の古代建築物群】 日本語字幕 WHO-007
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●廬山(ろざん)廬山は中国中部の江西省九江(きゅうこう)市の南に位置して、北は長江(ちょうこう)に接し、東は八陽湖(はようこ)に到る。山全体の総面積は302平方キロメートル、南北は長く、東西に狭い。山全体は共に90の山の峰がある、最高の峰は大漢陽峰(だいかんようほう)で、海抜は1474メートル。群峰の間は多くの谷、岩穴、滝、渓谷で地形が複雑多様である。廬山は景色、文化、宗教、教育、政治が一体に集まって古い時代から有名な山である。ここは中国山水の詩の発祥地で、昔から今まで、無数の文人と学者が廬山の盛名を募って訪れ、4000数首の詩、詞、歌を作り残している。晋代の高僧慧遠(けいえん)(西暦334年-西暦416年)は山中で東林寺を造り上げて、仏教中の“浄土宗”を創始したので廬山が中国封建時代の重要な宗教の勝地になった。今日まで保存されている白鹿洞(はくろくどう)書院は中国古代の教育と理学の中心学府である。廬山にはまた各種の風格が異なる建築の傑作が集まっていて、ローマ式とゴシック式の教会堂、東方と西方の芸術が融和したビザンチン式の建築、および日本式の建築とイスラムモスクなど、これらは廬山名勝の真髄である。廬山は“秀甲天下”(天下に冠絶する)の自然風光を持つだけでなく、更に輝く文化をも内包している。
●武当山の古代建築物群(ぶとうざんのこだいけんちくぶつぐん)武当山の別名は“太和山”(たいわざん)である、中国中部の湖北(こほく)省、丹江口(たんこうこう)市の西南部に位置する。明代(西暦1368-西暦1644年)の時に武当山の山称号の地位を“五岳”の諸山の上である“大岳”、“玄岳”と命名する。武当の主峰の天柱峰(てんちゅうほう)の海抜は1612メートル、周囲に“72峰”、“36岩”、“24穴”などの景勝地に囲まれていて、風景美しく山々は勇壮雄大で人々に“数多くの山が参拝にくる”と称されている。


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