純雁皮写経用紙 20枚/1袋 お手本付き
純雁皮 写経用紙は、雁皮を原料として漉かれた写経用紙が20枚と、お手本が1枚付いています。 雁皮(がんび)はジンチョウゲ科の落葉樹で、成長が遅いので関西以西の山地に自生したものが写経用和紙になります。 雁皮の繊維は細く短く(4-5mm)、粘りがあり、雁皮特有の優雅な風合いで、光沢のある写経用和紙となります。 雁皮は写経用紙の原料としては最高級の和紙です。 | ||||||||||||||||
写経用紙に付属しているお手本(般若心経) | ||||||||||||||||
写経用紙の透明度をご覧ください。 写経用紙を上にお手本を下に引いています | ||||||||||||||||
■製品仕様 | ||||||||||||||||
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写経について 経典(般若心経)を書き写すことにより、功徳を得るのが目的です。 写経用紙で般若心経が多いのは、 ・ほとんどの伝統的な仏教宗派が般若心経を経典としていますので、汎用性があります。 般若心経を経典としていないのは、浄土真宗のみです。 ・般若心経は、262文字に仏法が集約されています。 262文字を写経するのに、店主(私)が初めて写経に掛かった時間は40分なので、手軽という表現は仏罰が当たるかもしれませんが、何冊もある経典を写経しようとすると、何か月も、何年も掛かります。 写経の思い出 初めて写経をしたのは、三千院(京都市)で、何も考えずに意味合いも考えていませんでしたが、エアコンも無い時代に蝉しぐれの中、写経をしていると集中力が増し、全く暑さを感じませんでした。 信仰心はありませんし、般若心経の意味も解りません。 しかし、「写経とは良いものだなあ」とつくづく感じました。 もう1つは、薬師寺元管主 故高田 好胤(たかだ こういん)さん。 薬師寺の伽藍の再興のために、拝観者に1枚150円(正確な値段は忘れました)で写経をしてもらい、その収益で再建費に充てる資金にされた。 とかく、寄進や寄付を求める寺が多い中、高田 好胤さんの手腕はすごい方でした。 本来は、写経したものを、お寺に収めた印に、御朱印帳に揮毫と印を貰います。 その証拠に、御朱印帳に揮毫する場所を「納経所」と言います。 | ||||||||||||||||