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雪国 (角川文庫)
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内容紹介 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。「無為の孤独」を非情に守る青年・島村と、雪国の芸者・駒子の純情。魂が触れあう様を具に描き、人生の哀しさ美しさをうたったノーベル文学賞作家の名作。 内容(「BOOK」データベースより) 無為徒食の男、島村は、駒子に会うために雪国の温泉場を再訪した。駒子はいいなずけと噂される好きでもない男の療養費のために芸者をしている。初夏の一夜以来、久々に会えた島村に駒子は一途な情熱を注ぐが、島村にとって駒子はあくまで芸者。島村は雪国への汽車で会った女、葉子にも興味を抱いていて…。「無為の孤独」を非情に守る男と、男に思いを寄せる女の純情。人生の悲哀を描いた著者中期の代表作。 著者について 大阪の開業医の長男として生まれたが、肉親と相次いで死別し、天涯孤独の少年期を送った。大正13年、東大国文科卒。在学中より、新進作家として注目をされた。昭和43年、日本人初のノーベル文学賞受賞。4年後、72歳でガス自殺を遂げた。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 川端/康成 大阪の開業医の長男として生まれたが、肉親と相次いで死別し、天涯孤独の少年