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【送料無料】[本/雑誌]/「患者」の生成と変容 日本における脊髄損傷医療の歴史的研究/坂井めぐみ/著
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発売日
2019/07
商品説明
第二次世界大戦による脊髄損傷者は、国策によって「生きられる」ようになった。これまで見過ごされてきた脊髄損傷医療の形成・展開を、社会情勢、医療制度、法律、患者の生活と関連づけながら、幕末期から現在にわたって検討することにより、患者像の変容を示した医療史研究。
収録内容
  1. 第1部 脊髄損傷医療と脊髄損傷者の歴史(放置される身体―脊髄損傷/戦傷者の死の諸相(1853年‐1907年)
  2. 脊髄戦傷「患者」の生成―整形外科と軍陣医療の接点(1906年‐1945年)
  3. 治療・看護体制の形成と強化―傷痍軍人から医学研究の対象者へ(1940年‐1950年代)
  4. 社会復帰の論点化―病院、患者、医療者、リハビリの視点から(1947年‐1963年)
  5. パラリンピック東京大会のインパクト―就労への期待と隘路(1960年‐1965年)
  6. リハビリテーションの再編成―地域生活に向けて(1965年‐1980年代)
  7. 標準治療と臨床研究(1990年代‐2000年代))
  8. 第2部 脊髄損傷者による医療への関わりの現代史(日本せきずい基金の設立と活動―医療に介入する患者の出現(1981年‐2004年)
  9. 臨床試験計画へのせきずい基金の関与―臨床試験を精査する患者(2000年‐2006年))