CD ウエストサイド・ワイルドナイツ! ユージーン・ミグリアロ・コーポロン 、 昭和ウインド・シンフォニー 、 福本信太郎
巨匠・コーポロンを迎えた昭和音大のライブ 日本初演3曲を含む価値ある新譜ユージン・コーポンを指揮者に迎え、積極的な新作への取り組みが注目されている昭和音楽大学。今回もセンスが光る選曲と快演で楽しませてくれます。華々しいティケリの新作「ワイルドナイツ!」で幕を開け、新作を発表する度に全く違う作風を見せるヘスケスの「ヴランヤンカ」カーター・パンの個性溢れる4作目「フォーファクトリーズ」と注目作が続きます。真島俊夫の「鳳凰が舞う」は美しく端正なシンフォニックサウンドできかせます。メインはバーンスタインの「シンフォニック・ダンス」。発表されて約60年の作品ですが、これまで出版が認められておらず今回が日本初演。まさに貴重なアルバムと言えるでしょう。コーポロンの指揮から紡がれた音楽は、吹奏楽の枠を越え高い芸術性と可能性を提示してくれます。 [コメント提供;CAFUAレコード]