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老いの緩和ケア―人生100年時代の痛みをやわらげる
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内容説明

人生100年の時代を迎えたいま―器官レベル、細胞レベルで変化する老年期の肉体とこころ、そしてアルツハイマーなど認知症の脳の変化に対する薬の処方も、当然、変わってきます。緩和ケアを正しく理解し、高齢者のケアに生かすことは、「老い」への理解を深め、その痛みをやわらげるために大きな働きをします。



目次

第1章 ホスピス・緩和ケアの定義を知ろう―DEFINITION OF PALLIATIVE CARE
第2章 今、ここまでできる苦痛緩和の方法―入院でも、在宅でも
第3章 緩和ケア病棟への入院―国保旭中央病院緩和ケアセンターの場合
第4章 ホスピス・緩和ケア病棟からの退院
第5章 老年期の緩和ケア
第6章 認知症の理解とケア
第7章 手紙―親愛なる子供たちへ
第8章 スピリチュアリティ―死と向き合う



著者等紹介

小早川晶[コバヤカワアキラ]
1981(昭和56)年、九州大学医学部医学科卒業。1990(平成2)年、淀川キリスト教病院救急部副部長、1996年より福岡の福岡栄光病院ホスピス担当医師、木村外科病院緩和ケア病棟医長、村上華林堂病院緩和ケア病棟施設長を経て、2007年、ピースハウス病院(ホスピス病棟)医師を勤める。2009年より北九州市立医療センター緩和ケア主任部長。2016年から国保旭中央病院緩和ケアセンター長。西南学院大学人間科学部社会福祉学科非常勤講師。社会活動:福岡緩和ケア研究会設立(代表世話人)、日本緩和医療学会教育研修委員会委員、福岡緩和ケアの夕べ代表、福岡県終末期医療対策協議会委員、小倉在宅緩和ケアミーティング代表世話人など。現在、日本ホスピス緩和ケア協会関東甲信越支部役員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)