気楽な稼業ときたもんだ
内容説明
テレビ黎明期、先輩も前例もない時代。とことん自分流にやり通したテレビ屋が振り返る数多の貴重なエピソード。植木等、ザ・ピーナッツ、ちあきなおみ、五木ひろし、すぎやまこういち、青島幸男、浅利慶太、渡辺晋、野坂昭如、山口洋子…人生を彩る華麗な交流の数々。テレビはこんなにすごかった!
目次
序章 ショクナイの帝王
第1章 少年時代―そして、なんとなくTBSへ
第2章 日本レコード大賞誕生秘話
第3章 ショクナイざんまい「なんであるアイデアル」
第4章 植木等と伴走できた幸せ
第5章 TBSの不良社員
第6章 番組作りの工夫
第7章 ショクナイざんまい 忘れえぬザ・ピーナッツ
第8章 独立、そして倒産―そのうちなんとかなるだろう
終章 まだまだ現役
著者等紹介
砂田実[スナダミノル]
1931生まれ。慶応大学文学部仏文科卒。55年にTBS入社。草創期からTV界を支える。「日本レコード大賞」(59年〜)「植木等ショー」(67〜68年)「日本有線大賞」(68年)「東京音楽祭」(72〜92年)などのプロデュース・演出、ベストテン番組を立ちあげるなど、音楽番組を中心に人気番組の制作を手がける。同時に、CM制作、コンサートの構成・演出でも才能を発揮。TBSを76年に退社後、独立への道を探る。現在はフリーでTV番組・イベントの企画・プロデュース、アーティストの育成などを行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)