“地域”から見える天皇制
内容説明
天皇(制)と地域はいかなる関係を紡いできたのか。
目次
第1部 周縁から見た天皇制(戦後沖縄の皇室報道―「反復帰」論出現以前を中心に;昭和天皇訪沖の政治史―植樹祭・特別国体への天皇出席をめぐる相克;象徴天皇制と北海道北部―「国境」という自己意識の形成)
第2部 地域から見た天皇制(戦前期の乳人選定と地域社会の変容;皇室・旧藩主家・小田原町・地域住民―小田原城址地をめぐる所有と利用の関係史;「雪冤」から「開発」へ―戦前戦後福島県会津地方における秩父宮妃勢津子の表象をめぐって;軽井沢と皇室―地域発展と「皇室ブランド」の「物語」)
著者等紹介
河西秀哉[カワニシヒデヤ]
名古屋大学大学院人文学研究科准教授。1977年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(歴史学)
瀬畑源[セバタハジメ]
成城大学非常勤講師。1976年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)
森暢平[モリヨウヘイ]
成城大学文芸学部教授。1964年生まれ。京都大学文学部卒業、国際大学大学院国際関係学研究科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)