ホスピスのこころを究める―日本のポスピス50年が築き上げたもの
内容説明
日本のホスピス誕生から50年を記念して企画された、わが国のホスピス緩和ケアのレジェンド8人による講演を書籍化。
目次
第1章 ホスピスのこころの原点(ホスピスのこころ―温かいもてなしの心で仕える(下稲葉/康之)
人間の生き方としてのホスピス緩和ケア―町医者の視点から(方波見/康雄))
第2章 ケアの深まり(還りみて、いま―「ホスピスのこころ」に寄せて(石垣/靖子)
You matter because you are you―あなたはあなたのままで大切です(田村/恵子))
第3章 さらなる広がりを目指して(『病院で死ぬということ』から三〇年―変わったこと、変わらなかったこと、そして、これからのこと(山崎/章郎)
ホスピス緩和ケア「五つのエッセンス」そして、自力の精神、利他のこころ(志真/泰夫)
人権運動としてのホスピス―日本のホスピスはどこへ向かうのか?(二ノ坂/保喜))
第4章 ホスピスのこころ(ホスピスのこころ(柏木/哲夫))
著者等紹介
前野宏[マエノヒロシ]
1985年北海道大学医学部卒業。外科医からホスピス医に転身し、淀川キリスト教病院ホスピス、東札幌病院緩和ケア病棟勤務を経て、2001年札幌南青洲病院(現・札幌南徳洲会病院)院長に就任。2003年12月に同院にてホスピス病棟を開棟。2008年7月在宅緩和ケア専門の診療所ホームケアクリニック札幌開設。2014年2月から札幌医療生活協同組合理事長、2017年12月法人移行に伴い、医療法人徳洲会札幌南徳洲会病院総長、2024年4月より名誉院長に就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)