全訳 遠野物語
内容説明
「序文」から難解な「獅子踊りの歌」まで、原文の味わいを生かした現代語による正確な初めての完訳。詳細な脚注付き。索引も充実。
目次
第1部 初版序文〜一一八(地勢(遠野郷の由来)
神の始め・一(遠野三山)
山女・一(取り返された黒髪)
山女・二(笹原の上を歩く)
山男・一(笛吹峠)
山男・二(さらわれた娘・一)
山男・三(さらわれた娘・二)
神隠し(サムトの婆)
山男・四(大谷地の恐怖)
昔の人・一(深夜の叫び声) ほか)
第2部 一一九歌謡(獅子踊りの歌詞)
著者等紹介
石井徹[イシイトオル]
1938(昭和13)年、埼玉県蓮田市に生まれる。県立春日部高校をへて、1962年埼玉大学を卒業。1999年までの37年間、県内公立高校に国語科教師として勤務する。遠野物語研究所会員。日本文学風土学会会員
石井正己[イシイマサミ]
1958(昭和33)年、東京都に生まれる。東京学芸大学大学院修士課程修了。現在、東京学芸大学教授。日本文学専攻。遠野物語研究所研究主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)