伴侶動物の麻酔テクニック
内容説明
基本的な薬理学や生理学を押さえ、麻酔機器の準備・使用法から動物種ごとの麻酔の手技・手順まで網羅。疾患・手術法別に加え、併発疾患を考慮した犬・猫の具体的な麻酔プロトコールを提示。フェレット、ウサギ、げっ歯類などのエキゾチック動物に関して、取り扱い方から麻酔プロセスまで特徴と注意点を含めて解説。
目次
1 麻酔の手順
2 麻酔装置とモニタリング
3 麻酔薬と輸液
4 外科手術ごとの麻酔プロトコール
5 併発疾患のある動物の麻酔
6 麻酔の合併症
7 エキゾチック動物における麻酔・鎮痛法
8 局所麻酔法(局所ブロック)
著者等紹介
佐野忠士[サノタダシ]
1974年山梨県生まれ。博士(獣医学)、酪農学園大学獣医学群獣医保健看護学類准教授。1999年日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)卒業後、2003年東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士課程にて学位取得。2003〜2008年北里大学獣医放射線学研究室助手、北里大学小動物第三外科学研究室助教、2008〜2012年日本大学生物資源科学部獣医学科総合臨床獣医学研究室助手および助教を経て、2012年11月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)