大きな字の歎異抄
内容説明
親鸞聖人の語録である『歎異抄』を大きく読みやすい文字で。原文・現代語訳・訳註・解説付。
目次
ひそかに愚案を回らして
弥陀の誓願不思議に
おのおのの十余箇国の
善人なほもつて往生をとぐ
慈悲に聖道・浄土のかはりめあり
親鸞は父母の孝養のためとて
専修念仏のともがらの
念仏者は無礙の一道なり
念仏は行者のために
念仏申し候へども
念仏には無義をもつて義とす
一文不通のともがらの
経釈をよみ学せざるともがら
弥陀の本願不思議に
一念に八十億劫の重罪を滅す
煩悩具足の身をもつて
信心の行者、自然にはらをもたて
辺地往生をとぐるひと
仏法の方に、施入物の多少に
右条々は、みなもつて信心の異なる