子どもと生きる・あまえ子育てのすすめ
目次
私たちの国の子育て文化
親と子の、人と人との、心の響き合い
心のアルバムのなかの物語り写真
乳幼児期の、親と子の心の響き合い
あまえのなかで育まれているもの
こうやってあまえ子育て
子どもをあまえさせられないと悩むあなた
子どもへの虐待と、あまえ
あまえとあまやかし。あまえとしつけ。
親と子を、あまえから遠ざけるもの
子どもの身体症状が訴える心の混乱と、あまえ療法
子ども期を過ぎて現れる“あまえ欠乏症候群”
著者等紹介
澤田敬[サワダケイ]
高知県生まれ。1966年長崎大学医学部卒業。1972年高知県立西南病院小児科医長・のちに部長。1999年高知県立中央児童相談所医務主任。2009年NPO法人「カンガルーの会」設立。2011年児童相談所退職。「FOUR WINDS」(四つの風)乳幼児精神保健学会を設立。日本虐待防止学会評議委員「あまえ研究会」世話人代表。NPO法人「カンガルーの会」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「子どものあまえを充分に受け入れて育てましょう」というのが、この本の趣旨です。そして、そのための具体的な方法が、事例とともに語られます。
子どもの「あまえ」を受け入れることで、親子の心が響き合い、親子の良い関係が築かれます。そうして、だんだんと、義務的に感じがちな子育てが、本来の楽しい子育てに変わっていきます。