東哲叢書 仏典現代語訳シリーズ 4 現代語訳法華玄義釈籤〈下2〉
内容説明
中国・天台宗の中興の祖、妙楽大師湛然は、天台三大部の『法華玄義』『法華文句』『摩訶止観』に注釈をつけ、智〓の教理の研究と普及に努めた。本書は湛然の注釈書『法華玄義釈籖』に詳細な注を付した現代語訳である。釈籖巻第十七〜巻第二十を収める。『現代語訳 法華玄義釈籖』全四冊の完結巻。解説を付す。
目次
法華玄義釈籖 巻第17(比喩について選別する;覚りについて選別する ほか)
法華玄義釈籖 巻第18(さまざまな門の麁妙を提示する;麁門を開いて妙門をあらわす ほか)
法華玄義釈籖 巻第19(妙法蓮華経の「教相」を解釈する)
法華玄義釈籖 巻第20(取捨を明らかにする;教相を判定する)
著者等紹介
菅野博史[カンノヒロシ]
1952年福島県に生まれる。1994年文学博士(東京大学)。創価大学大学院文学研究科教授、公益財団法人東洋哲学研究所副所長
松森秀幸[マツモリヒデユキ]
1978年長野県に生まれる。2013年創価大学大学院文学研究科人文学専攻学位取得(博士(人文学))。創価大学大学院文学研究科教授、公益財団法人東洋哲学研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)