よりよい看護と患者心理―患者さんとどう接するか
内容説明
本書では、自己理解を基礎にして、患者さんや他のスタッフとどう関わるか、医療におけるコミュニケーションをどう深めていくか、などを一緒に勉強します。また、婦長のアイデンティティは何か。医療チームや家族との関わり合いの中で、婦長に期待される機能を明確化できないだろうか。この点についても、TAの立場から考えます。
目次
第1章 治療初期の患者心理
第2章 悩みをもつ患者が看護婦に望む人間的アプローチとは
第3章 コミュニケーションに役立つ交流分析
第4章 人間的アプローチの実際―面接のしかたとコミュニケーション
第5章 コミュニケーションをさまたげる原因とコミュニケーションの深め方
第6章 どのように交流分析を看護に生かすか
第7章 看護の現場でストロークをどのように生かすか
第8章 他の心理療法に見るストローク
第9章 よりよい看護における婦長(リーダー)の役割と交流分析