淡海文庫 近江の狛犬を楽しむ
内容説明
名工佐吉の狛犬、信楽焼狛犬、湖南に集中する建部式狛犬など、地域や時代によって違う狛犬の特徴や見分け方など、狛犬の世界は奥深い。狛犬調査を始めて三十年、近江の狛犬一三八五対と出会った著者が、狛犬との楽しみ方を指南。この一冊を携えて神社にお参りし、狛犬さん達と出会ってみよう。
目次
第1章 大宝神社の日本一の木造狛犬
第2章 近江の神社の狛犬設置率
第3章 近江で最古の参道狛犬
第4章 近江の古い狛犬ベスト一一
第5章 近江の幕末の狛犬たち
第6章 名工・丹波佐吉の狛犬
第7章 信楽焼と備前焼の狛犬
第8章 出雲から来た狛犬たち
第9章 近江も制覇した岡崎狛犬
第10章 近江の狛犬いろいろ
著者等紹介
小寺慶昭[コテラヨシアキ]
1948年、京都市に生まれる。京都教育大学国文科を卒業後、1970年より京都府内国公立中学校教諭(国語科)、副校長等を経て、1995年から2013年まで龍谷大学文学部に勤務(教師教育学)。現在、龍谷大学名誉教授。1992年には狛犬研究で宇治市の「第二回紫式部市民文化賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)