幕末下級武士の絵日記―その暮らしの風景を読む (新訂)
内容説明
減給、降格なんのその、友を思い、家族を慈み、情にほだされ、大の世話好き。酒の失態数知れず…サラリーマンなら失格間違いなし!そんな武士のまわりには、色んな人が集まってくるのでした。オールカラー版挿し絵180点。
目次
第1章 江戸から帰藩後の風景
第2章 石城たちが暮らした城下町と家
第3章 自宅の風景
第4章 下級武士の友人宅の風景
第5章 中級武士の友人親戚宅の風景
第6章 寺の風景
第7章 酒店と料亭の風景
第8章 城下町郊外の風景
第9章 世相と時代
第10章 ふたたび自宅の風景
第11章 母よりの手紙とやすらぎのひととき
著者等紹介
大岡敏昭[オオオカトシアキ]
1944年、神戸市生まれ。熊本県立大学名誉教授。九州大学大学院工学研究科博士課程(建築学専攻)修了。工学博士。歴史は現代の問題から遡るべきとの理念をもって、古代から現代にかけての日本住宅と中国住宅、およびその暮らしの風景を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)