Linuxシステムプログラミング
内容説明
本書には、Linuxの概要、カーネル、Cライブラリ、Cコンパイラなどプログラミングの基礎知識から、ファイルI/O、バッファサイズ管理、メモリマッピング、最適化技術、システムコール、メモリ管理まで、プログラマの観点から実践的なトピックが多く盛り込まれている。Linuxカーネル動作についても、その内部実装よりもプログラマがソースコードを書くために必須の知識が凝縮。カーネル2.6対応。
目次
1章 概要および主要概念
2章 ファイルI/O
3章 I/Oのバッファリング
4章 高度なファイルI/O
5章 プロセス管理
6章 高度なプロセス管理
7章 ファイル、ディレクトリの管理
8章 メモリ管理
9章 シグナル
10章 時間
付録 C言語のGCC拡張
著者等紹介
ラブ,ロバート[ラブ,ロバート][Love,Robert]
南フロリダ出身。フロリダ大学で数学の学士号を、さらにコンピュータサイエンスの修士号を取得。昔からのLinuxユーザであり、ハッカー。LinuxカーネルとGNOMEデスクトップコミュニティで活躍中。カーネルイベント層の開発に寄与。またGNOMEのさまざまなツールの開発にも貢献している。またLinuxジャーナルの編集者として、さまざまな記事を執筆している。現在はGoogleに勤務し、Open Source Program Officeに関わっている
千住治郎[センジュジロウ]
獨協大学前田ゼミ卒。普及しているプログラミング言語以外にもAPLなど少数派の言語も経験する。昭和63年からUNIXを使用し始め、ソフトウェア開発を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)