映画ノベライズ 島守の塔
内容説明
県民の4人に1人、20万人が犠牲となった沖縄戦。絶望的な状況のなか、自らの命を懸けて県民の保護に尽力した沖縄県知事・島田叡と警察部長・荒井退造。戦火に翻弄されながらも必死に生きた沖縄県民。それぞれの苦悩と奮闘する姿を描きながら、戦争がリアルになった時代に「いのち」の重さを問う1作。ミニシアターランキング9週連続トップ5入り作品をノベライズ。
著者等紹介
柏田道夫[カシワダミチオ]
青山学院大学文学部卒。脚本家、小説家、劇作家、シナリオ・センター講師。95年、歴史群像大賞を『桃鬼城伝奇』にて受賞(2020年3月『桃鬼城奇譚』と改題し双葉文庫より刊行)。同年、オール讀物推理小説新人賞を『二万三千日の幽霊』にて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ミニシアターランキング9週連続トップ5入り作品をノベライズ
沖縄戦をめぐる苦難の人間ドラマを描く
県民の4人に1人、20万人が犠牲となった沖縄戦。
絶望的な状況のなか、自らの命を懸けて県民の保護に尽力した沖縄県知事・島田叡(あきら)と警察部長・荒井退造。そして戦火に翻弄されながらも必死に生きた沖縄県民。それぞれの苦悩と奮闘する姿を描きながら、戦争がリアルになった時代に「いのち」の重さを問う1作。
原案『沖縄の島守−内務官僚かく戦えり−』田村洋三著(中公文庫)