内容説明
アセスメント力を高め、働く人々と組織の「健康度」を支えるためのツール。
目次
第1章 産業看護の現状と展望(産業看護のめばえ;産業看護の現状;これからの産業保健・産業看護活動)
第2章 産業看護とアセスメント(看護過程;アセスメントの重要性;アセスメントの手順;産業看護アセスメントツールの意義と活用)
第3章 個人アセスメントツール(フェイスシート;領域別シート;情報の確定(情報の収集・整理)
アセスメントの確定(情報の分析・統合)
事例で学ぶアセスメントツールの使い方)
第4章 集団・組織のアセスメントツール(項目別シート;情報の確定(情報の収集・整理)
アセスメントの確定(情報の分析・統合)
事例で学ぶアセスメントツールの使い方)
第5章 あなたのアセスメント力を高めるために(個人のアセスメントツールを上手に活用するために;集団・組織のアセスメントツールを上手に活用するために;くり返し使って、さらにアセスメント力を高めよう)
付録 そのままコピーして使えるシート集
著者等紹介
河野啓子[コウノケイコ]
1962年、東京大学医学部衛生看護学科卒業。同年、富士電機健康管理センターに勤務。1989年、産業医科大学医療技術短期大学専攻科教授、1995年、東海大学健康科学部看護学科教授、1999年、同大学大学院健康科学研究科看護学専攻主任教授、2004年、日本赤十字北海道看護大学大学院教授、2005年、帝京平成大学ヒューマンケア学部教授を経て、2007年、四日市看護医療大学学長、2013年より同大学名誉学長。また、1996年より日本産業衛生学会産業看護部会長、2012年より日本産業看護学会理事長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
産業看護活動、個人・集団・組織へのケアの土台となるアセスメントの進め方について、具体的な事例を用いて解説
超高齢社会においては、企業の生産性を高めるうえで、健康に配慮した経営(健康経営)が、今まで以上に重要となります。
産業看護職は、看護専門職の立場と企業の一員としての立場を両立させる活動を行うことから、健康経営にとって不可欠な存在といえるでしょう。一方、従業員の活力向上を目指す人事・労務担当者にとっても、健康経営は注目すべき課題といえます。両者が連携することにより、その効果は着実に高まり、いきいき職場の形成に大きく貢献することが期待できます。
本書は、産業看護活動の基本である「働く人々を全人的に理解すること」「集団・組織を総合的に把握すること」に活用できるほか、個人および集団・組織へのケアの土台となるアセスメントの進め方についても、具体的な事例を用いてわかりやすく解説します。
第1章 産業看護の現状と展望
第2章 産業看護とアセスメント
第3章 個人のアセスメントツール
第4章 集団・組織のアセスメントツール
第5章 あなたのアセスメント力を高めるために
付 録 そのままコピーして使えるシート集
【著者紹介】
1962年、東京大学医学部衛生看護学科卒業。同年、富士電機健康管理センターに勤務。1989年、産業医科大学医療技術短期大学専攻科教授、1995年、東海大学健康科学部看護学科教授、1999年、同大学大学院健康科学研究科看護学専攻主任教授、2004年、日本赤十字北海道看護大学大学院教授を経て、2005年より帝京平成大学ヒューマンケア学部教授、2007年より四日市看護医療大学学長、2013年より同大学名誉学長。また、1996年より日本産業衛生学会産業看護部会長、2012年より産業看護学会理事長を務めている