ドゥルーズと芸術
内容説明
ドゥルーズは芸術との格闘によって哲学を構築した。ドゥルーズの哲学における概念の創造に、芸術はいかにして重要な役割を果たしてきたのか。初期から最晩年まで取り組み続けた芸術をめぐる思考の変化とともに、その概念の生成の過程を明らかにする。
目次
第1章 芸術の地図作成―文学からイメージへ
第2章 批評と臨床
第3章 力のアフェクト
第4章 器官なき身体
第5章 解釈批判と機械
第6章 マイナー芸術
第7章 リゾームと線
第8章 感覚の暴力
第9章 芸術と内在
第10章 結論
著者等紹介
ソヴァニャルグ,アンヌ[ソヴァニャルグ,アンヌ] [Sauvagnargues,Anne]
1961年生まれ。パリ西大学(ナンテール大学)哲学科教授。世界で最も影響力のあるドゥルーズ研究者のひとり
小倉拓也[オグラタクヤ]
1985年生まれ。秋田大学教育文化学部准教授
黒木秀房[クロキヒデフサ]
1984年生まれ。立教大学外国語教育研究センター教育講師
福尾匠[フクオタクミ]
1992年生まれ。日本学術振興会特別研究員PD(立教大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)