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シリーズ・古典転生 存在とロゴス―初期ハイデガーにおけるアリストテレス解釈
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内容説明

二〇世紀後半の西欧哲学と人文諸科学に大きなインパクトを残したハイデガーの“現前性批判”とはいかなる思索の格闘であったか。アリストテレス哲学をめぐるハイデガーの大胆かつ緻密な“現象学的解体”を丹念に分析し、その知的射程を浮き彫りにする新鋭の挑戦。“巨人の闘い”をめぐる終わりなき対話と対決。



目次

序論 「存在とロゴス」という問題
本論 存在論の解体から構築へ(「アリストテレスの現象学的解体」とは何か;日常用語としてのウーシアーの意味射程;ソピアーとキーネーシスの根源的探究;「形式的告示」としての根本概念ウーシアー;「限界画定」から存在論の構築へ)



著者等紹介

阿部将伸[アベマサノブ]
1979年生まれ。2002年中央大学法学部法律学科卒業。2013年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、佛教大学などで非常勤講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)