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仏像の光と闇―歴史の裏にある先人の“戦略”
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内容説明

“慈悲”“癒し”で語りきれないもう一つの側面!気鋭の神仏研究家が解き明かす、知られざる世界とは。



目次

序章 「呪いの装置」としての仏像
第1章 仏像の役割、闇の用途
第2章 異国の神、日本に現る 飛鳥〜白鳳
第3章 恐怖の仏像による国防と怨霊対策 天平〜平安前期
第4章 末法到来。あきらめの境地から人間回復まで 平安後期〜鎌倉
終章 「教科書通り」は要らない。仏像観の多様化



著者等紹介

宮澤やすみ[ミヤザワヤスミ]
神仏研究家、音楽家。1969年生まれ。立教大学で東洋美術史を学び、IT企業勤務後フリーに。寺社の取材執筆を経て今に至る。テレビ、ラジオ出演や講演多数。2014年から早稲田大学エクステンションセンター講師。小唄の師範でもあり、三味線指導のかたわら、ジャンルを問わず国内外各地のイベントに出演。仏像をテーマにしたオリジナル曲「ご開帳ブルース」などを発表し“歌う神仏研究家”として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

奈良時代の最盛期であり東大寺が築かれた天平から仏教思想が
一気に広まる鎌倉時代までの間は混迷を極めており、
呪いや怨霊、ついには末法思想まで広まり、厭世観漂う混沌の時代であった。
そういった視点で仏像を眺めると見えてくる世界がある!
早稲田大学オープンカレッジで長期にわたり人気の講座がついに書籍化!
聖なる美仏が邪淫に汚れ、発動する「呪いの装置」とは?
気鋭の神仏研究家が解き明かす、知られざる世界とは!
人間の心の闇(怨念や愛欲、名誉欲など)にスポットを当て、
日本人の宗教観と信仰の裏表に迫り、
仏像ブーム、パワースポットブームに一石を投じる!

序章 「呪いの装置」としての仏像
第1章 仏像の役割、闇の用途
第2章 異国の神、日本に現る 飛鳥?白鳳
第3章 恐怖の仏像による国防と怨霊対策 天平?平安前期
第4章 末法到来。あきらめの境地から人間回復まで 平安後期?鎌倉
終章 「教科書通り」は要らない。仏像観の多様化

宮澤やすみ[ミヤザワヤスミ]
著・文・その他