内容説明
開発現場で役立つ実践的なKubernetesの技術を解説!Git0psやkustomize、Helmなどのマニフェスト管理ツールや、実際の現場で必要なセキュリティ、モニタリングやロギングなどのテクニックまで網羅!Kubernetesの基礎を習得後の次のステップに最適な1冊!
目次
01 速習Docker/Kubernetes(docker‐composeを使ったアプリケーションの開発;Kubernetesのアーキテクチャ ほか)
02 KubernetesのエコシステムとCustom Resources(Custom Resources;Kustomize ほか)
03 Kubernetesアプリケーション開発の実践(Terraform実行環境の構築;Terraformを使ったAWSリソースの構築 ほか)
04 Kubernetesのセキュリティ(ホストOSのセキュリティリスクと対策;コンテナのセキュリティリスクと対策 ほか)
05 Kubernetesの運用(Kubernetesのスケーリング;レジリエンスの高いCluster構成 ほか)
著者等紹介
牧田剣吾[マキタケンゴ]
オンプレミスのサーバーエンジニア、Google Cloudプレミアパートナーでのインフラエンジニアを経て現在はマルチクラウドにおけるフルスタックエンジニアとして奮闘中。過去に金融会社や自動車メーカーへKubernetesの導入支援を行い、KubernetesやGitOpsのコンセプトに惹かれる。2022 APN ALL AWS Certifications Engineer
松浦崇仁[マツウラタカヒト]
システムインテグレーターにてデータ基盤の開発業務に従事。新卒で入社した会社でDockerに出会い、Kubernetesの沼に足を踏み入れる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
本書はDockerやKubernetesの基礎を身に着けたがいまいちうまく活用できないという方の次のステップとして、より実践的で実際の現場でも活用できるKubernetesの技術を解説していきます。Kubernetesと関連してよく導入される、GitOpsやkustomize、Helmなどのマニフェスト管理ツールはもちろん、実際の現場でKubernetesを導入する際に考慮しなければならないセキュリティ事項とその対応方法や、Kubernetesクラスタを運用していくにあたり必要とされるモニタリングやロギングなどのテクニックまで網羅しています。
また、最近ではKubernetesを実際の現場で導入する際には、Amazon Web Service(AWS)やGoogle Cloud(GC)といったパブリッククラウドサービスの、Kubernetesマネジメントサービスを利用する機会が多くなってきているため、本書ではAWSのKubernetesマネジメントサービスである、Elastic Kubernetes Service(EKS)を題材とした解説を行っていきます。EKSと関連するAWSサービスも本書内で使用しているため、本書を読み終えるころにはEKSやEKSに関連するAWSサービスの知識も習得できていることでしょう。合わせて、EKS Clusterの構築には、クラウド上でインフラ構築をする際には必須とも言える、Infrastructure as Code(IaC)ツールの一種であるTerraformを使用しているため、Kubernetes + AWS + IaC という現代のインフラ構築に必須のスキルを習得することが可能です。
本書で解説したテクニックを活かすことで、Kubernetesの持つ自由度の高さや回復力の高さやをより活用できるようになることでしょう。