良寛―愛語は愛心よりおこる
内容説明
江戸後期、清貧の中の豊かさを見出した良寛の生き方は、時代を経た現在もなお私たちの心を慰め、励ましてくれる。いまだに謎も多いその歩みを、史跡や史料、従来の考証から新説まで丹念に目を配りながらたどることで、現代社会を生きるための知恵を学ぶ。歌・漢詩多数収録。
目次
1 良寛さまをめぐる逸話
2 生い立ちと少年時代
3 出家と修行
4 行脚―行路の難
5 郷里の帰る
6 五合庵の四季
7 良寛をめぐる人々
8 良寛と子供たち
9 良寛の書
10 貞心尼の出現と遷化
著者等紹介
持田鋼一郎[モチダコウイチロウ]
1942年、東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業。出版社勤務を経て紀行・伝記作家。歌人。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
持田鋼一郎[モチダコウイチロウ]
著・文・その他